初回ゼミの付箋WS

初回の評価ゼミでは「評価について4つの質問」への意見を
それぞれの受講生が付箋に書いて発表するワークショップが行われました。


以下はその成果をテキスト化したものです。

■ なぜ評価したいの?

・ なんで?と思うから
・ 伝えたいから
・ 後に続く人に実施したことからのフィードバックのリソースを提供したい
・ 地元の方々や税金を支払っている方々への説明責任を果たすため
・ 社会情勢的に求められているから
・ 税金を使って事業をしているから
・ やりっぱなしにしないため
・ 達成度を測り次の行動にいかすため
・ プロジェクトの達成度を確認すること
・ プロジェクトの向上や目標への接近を確かめたい
・ 税金を使ってアート振興をしたいから。
アートを社会に幅広く還元するシステムを構築したい
・ お金を出している人たち(経営者、行政・納税者、寄付者など)を説得するため
・ 事業を一環としておこないPDCAのCheckをおこなうため
→次のプロジェクトの改善につなげるため
・ みずからを客観視し、アート・マネージャーとしての立場を明らかにするため
・ 継続性の中で、正しい方向に改善していくため
・ 事業などの本質的な目標を確認するため
・ 運営資金の獲得のため
・ 関係者でプロジェクトの目標を共有するため
・ 興味のない人にも何らかの価値あるものと思ってもらうため
・ プロジェクトを継続するため
・ 投入する資源に見合う価値あるものを選ぶ
・ 目的にあった(適切な)ものを選ぶ
・ しないと、怒られるから
・ アートプロジェクトを運営側としてだけではなく
評価の視点から見ていくことでもっとよりよいものにしていきたいから
・ 「価値」を明らかにして、それを共有するため
・ 性格や特性に応じて区別するため
・ 他人と共有可能な言葉をつくることで共有不能なものの面白さも引き立つから
・ 認知度の向上→世界に与える影響を最大化するため
・ 自分たちのしていることを、自分たちの責任において評価することで、
社会に対して自らの役割を発信する力にする
・ 自分がプロジェクトをやる場合に、逆の“客観的”な基準を知ることで役立てたいため
・ アートに対して、どうこの時代、日本で評価するのか考えたい
・ 自分がいいと思ったものをどう表現すれば伝わる記号/言語
・ しないと活動の重要性が伝わらないから

■ 評価しないとどうなるの?

・ 成るようになる
・ 評価に手間取らなくてよい
・ 同じ間違いをする
・ 社会の中で「意味」を失う
・ アートが社会と交わらないまま「閉じて」しまう、
外部の人に知られなくなってしまう
・ 内輪で盛り上がって終わっちゃう
・ 感覚的な言葉、浅い判断、現在的な視点で判断される
・ 区分できない、始まらない
・ アーティストが食べていけなくなる
・ 資源投入の候補として順位がさがるもしくは外れる
・ 仕分けされる
・ 結果、次にお金が出なくなる
・ 注ぎ込んだ資源(カネ、モノ、ヒト)が有効に使われたか、
投資に見合った成果が出たのか不明なままになる
・ スタッフやお金の使い方が効率よくならない
・ お金がもらえない
・ 一度客観視しないと次の世代へプロジェクトの価値が受け継がれない
・ 外部への説明責任を果たせない
・ 助成金をもらえなくなる
・ プロジェクトの質(クオリティ)が下がる
・ 広がりがなく忘れられていく
・ 自分の立ち位置がわからなくなる
・ 自己満足、思い出作りで終わってしまう
・ なんとなく次のことをやってしまう
・ やりっぱなしになってしまい問題や改善点が明確にできない、
自己満足で終わってしまう
・ 存在しない、存在しなくなってしまう
・ 実務者とそうでない人の間に距離が生まれる
・ アピールポイントがよくわからなくなる
・ アーカイブされない、振り返る(考察の対象になる)ことがない
・ 事業の成果が明確にならない
・ よかった点、悪かった点を次へ活かすことができない、
継続する必要があるのか?
・ 次のステップ、改善点が見つけられない
・ アーカイブ化、共有化ができない
・ 記憶に残るが記録には残らない
・ 参加しなかった人にとっては無かったことになる
・ アートプロジェクトを行った意味が希薄化する


■ 評価で何を知りたい?

・ プロジェクトで、何が起こり、どんな(プラスの)影響を与えたか
・ やったことの意味、価値、社会的インパクト
・ 将来、その事業なりを行うことによって達成される目的を満たすために最適の方法
・ 存在価値
・ その存在価値
・ プロジェクトが実施された/される意味
・ いろんな意味でいろんな方々に必要だったのか
・ これまで何をやったのか(やったことの意義)
・ 多様性、開かれているか?
・ 計画との差異
・ 成果(予測も含めて)
・ 良い芸術作品や活動が実現されたかどうか
・ プロジェクトの設計者が、企画/運営によって
どんな風に世界を変容させようとしたのか、その文脈と、
やったことがその目的にどの程度かなったものだったのか
・ 目標とその結果
・ 次の展望があるか
・ 次へのチャレンジの可能性
・ 次につながる問題、改善点できれば良かったところも
・ 成果と何が期待されるか
・ 多数(少数)がどうとらえているか
・ それをやることの意義が多いか少ないか
・ ある機関、組織が何を大切にしているか、どんな傾向があるのか

■「評価」という言葉を使ってOK?「評価」と言わないなら何と表現する?

・ 達成度
・ 使ってよい、値踏み
・ 価値判断
・ 言葉は使いたくない
・ 「観測」とか「測定」とか?こういう価値判断的にニュートラルな言葉か
Twitterにおける「ふぁぼり」みたいな言葉
・ 確認
・ 使ってもいい
・ “評価”という言葉を使ってもよいと思うが、
もしそれ以外の言葉を使うとしたら「意味づけ」か?
・ 達成したことは何か?(達成度)
・ OK、順位づけ
・ かたちに残すこと
・ 見直し、review、点数をつける
・ 目的によっていろいろな言葉でよいと思いますが、レビュー“Review”
・ 振り返りもしくはResearch
・ レビュー、振り返り
・ 「評価」という言葉を使う領域と使わない領域を切り分けることが大切?
・ 使ってよい、対話(指標)
・ レポート、報告

付箋のテキストは、以上です。
評価の様々な側面が見えてきたのではないでしょうか。

他にも意見があれば、ぜひコメント欄への書き込んでみてください!!
受講生以外のみなさんからも大歓迎ですっ!!

次のステップはグルーピングです。
どんな方法があるでしょうか。
こちらのアイディアも募集中です!

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